≪就活コラム④≫ 成果主義の会社はブラック?
企業選びを行う中で
「年功序列は嫌だ」
という軸を持ってる方
いらっしゃいますよね?
ただ、よく言われるのは
【成果主義の企業はブラック】
ということです。
結論から言うと、
【成果主義の企業はブラック】
は嘘です。
ただ、成果主義の企業に就職するメリット・デメリットがあるのでこのコラムでご紹介します。
成果主義とは?
「成果主義」とは、仕事の成果や成績、実力に基づいて評価を行うことで、報酬や人事に反映する制度です。
年齢や社歴・学歴・経験などに関わらず、あくまでも成果を導くことができれば良い処遇を受けられるというものです。
日本では今でも「勤続年数」や「年齢」などに応じて待遇を決める「年功序列」制度が大半を占めますが、 近年そこから脱却を目指す企業も増加していますね。
成果主義のメリット
①モチベーションが上がる
成果主義は、成果をあげると給与や役職といった面で成果が目に見えることになります。
言い換えれば自分の努力・会社への貢献が可視化されるということ。
年功序列の場合はどれだけ頑張っても「自分って会社に貢献できているのかな…」
と不安になることも多いですが、それが解消されるとかなり仕事に対するモチベーションも上がります。
②自分の努力・実力次第で給与や役職が上がる
①でも触れましたが、成果をあげれば勤続年数が短くても給与や役職が上がります。
年功序列のようにどれだけ成果をあげても勤続年数や、年1回の評価のタイミングなどでしか上がらないことに我慢ならない方は成果主義の会社を視野に入れてもいいと思います。
③自分のやり方で業務を行える
正直企業にもよるのですが、"成果"が評価されるので、社内での決まったやり方で業務を行わなくてもOKな会社が多いです。
企業からしても、成果主義制度を採用することで新たなやり方を取り入れたい側面もあるので、 自分のやり方で仕事をしたい人には成果主義の企業はおすすめです♪
成果主義のデメリット
①周りと比較される
成果主義では成果が給与や役職といった面で可視化されます。そうなると、おのずと他者の成果も見えますし、逆に周りからあなたの成果も見えます。
自分が頑張っているのに成果が残せない状況の中、周りが成果をあげるて評価されることももちろんあります。
それが耐えられない方には大きなデメリットでしょう。
③のんびり仕事をできない
のんびりまったりお仕事をしたい方(そもそもこの記事を読まないですかね?)にはかなり居心地が悪いです。
成果主義では勤続年数が長い社員もバリバリ仕事をします。
なので、最初のほう頑張って後々はよく見る※窓際族になりたい!と思っている方は、そうはなれないので注意!
※窓際族とは
一般的には、重要な仕事を任されずに勤務している人のことを指します。
オフィスの窓際に近い席に移動させられているイメージから由来します。
④結果までの"プロセス"を評価されないことがある
成果を残せていないが自分は頑張った!が通用しない場合があります。
成果主義のメリット③の「自分のやり方で業務を行える」はほぼ間違いないです。
ただ、それは成果を残せば"正"であるし、残せなければ"誤"ということです。
すべての成果主義の企業がプロセスを評価しない訳ではありませんが、そういう企業が多いのも事実です。
ただ、いろんな方法を試行錯誤できるのならば全然デメリットにはならないのでご安心ください!
成果主義の企業に向いてるにはどんな人?
正直、「年功序列は嫌だ!」という安易な理由だけで成果主義の企業に入社するのはかなり危険です!
今まで紹介したメリット・デメリットのまとめにもなりますが、成果主義に向いてるのは以下のような人です。
■年齢・勤続年数・性別関係なく評価されたい人
■自分のやり方で仕事をしたい人
■与えられた仕事ではなく、自ら仕事を作り出したい人
■周りとの競争が好きor周りとの比較が苦に思わない
■実践力(行動力)がある
成果主義の企業に入ってもすぐに退職する人は自分の能力を過大評価している人が多いです。
自分の能力等は自己分析などであらかじめ知っておきましょう!
簡単な自己分析のやり方は就活コラム①を参考にしてみてください!
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