≪就活コラム⑱≫ ビジネス横文字
何か仕事できるように見える!もしくはちょっと腹立つ!と思うものと言えば
ビジネス横文字の多用
ですよね。ただ、仕事できる出来ないにしても、ビジネス横文字は多用されてきています。
もしかしたら面接で単語が出てくるかもしれないので、ここである程度覚えておきましょう!
頻出単語には ※ を付けてるのでチェック!(英単語の勉強みたい…)
ア 行
アイミツ
相見積もりの略。複数社に同時に見積もりをとること。
(引っ越しの時もよく使う用語ですね。)
アグリー
支持する、同意する、の意味。会議で賛成や同意を示す際に使う。
アサイン
割り当てる、任命する、の意味。
(つづりはAssignです。A sign(サイン)ではないので注意。)
アジェンダ ※
計画、予定表のこと。議事日程や協議事項を指すこともある。
アジャイル
俊敏な、すばやい、の意味。特にIT/Web業界では、経営環境の変化に迅速に対応できる柔軟な情報システムや、効率的なシステム開発手法などを指す。
アセット
資産、財産のこと。ビジネス上の強み、の意味合いでも用いられる。
アポ ※
アポイントメントの略。商談などの「約束・予約」のこと。
(テレアポとか言いますよね。)
アライアンス
提携先のこと。より具体的には、いくつかの企業が経済的なメリットを享受するために、お互いに緩やかな協力体制を構築すること。
イシュー ※
ビジネス上の論点、課題、問題など。英語「issue」から来たビジネス用語。とくに重要なものを指す。
イニシアチブ
主導権。中心になって物事を進めること。
インサイト
潜在的な欲求や心理状況。
インバウンド
内向きの(インバウンド)営業活動(マーケティング)。つまり、企業側が顧客からの問い合わせを受け付けるビジネスモデルのこと。
(ニュースでもよく聞く単語なので覚えておくとGOOD)
ASAP / エーエスエーピー / アサップ
できるだけ早く、の意味。「なる早」とも。ネイティブにはちょっと偉そうに聞こえるらしいので、上司やクライアントには使わないように注意。
(英語得意な人は「as soon as possible」の略と気づいたはず)
エスカレ(ーション)
上位者に報告すること。
N / エヌ
母数のことを指す。
NR / エヌアール
「No Return」の略。出先からそのまま帰宅すること。直帰。ちなみに英語だと故人(戻らぬ人)を指すらしいので注意。
エビデンス ※
言った言わないの証拠や証明するもの、言質のこと。
MTG / エムティージー ※
「meeting」の略。ミーティング。会議。
(カタカナで打つより早く打てるのでよく使われます。MTと書くこともあります。)
OEM / オーイーエム
製品の仕様や設計をクライアントが決定し、クライアントのブランド名で製造すること。
OJT / オージェーティー ※
「on-the-job training」の略。就業訓練を実務を通して行うこと。実際にはほったらかしであることも。
オリエン
仕組みやルールなどの情報を示し、方向づけること。または、最初の業務指示のこと。
オルタナティブ
代替案、二者択一のこと。現在の主流な方法に変わる新しいもの。
オポチュニティ
機会、チャンスのこと。とくに営業における提案の機会を指すこともある。
オンスケ ※
予定どおり進行しているさま。オンスケジュールの略。
オーソライズ
公認、正当と認めること。後述する「コンセンサスを得ている」に近く、発言が個人の見解に拠らないことを確認するときに用いられる。
カ 行
キャズム
ハイテク市場において新製品や新技術を浸透させていく際に見られる、初期市場からメインストリーム市場への移行を阻害する隔たり(障害)のこと。
キャパ(シティ) ※
収容能力、容量のこと。需要に合わせて必要なリソースを適宜、最適なコストで確保・供給する一連の活動を指すこともある。
(学生時代でも使いますよね。)
キュレーション
情報を集めて整理すること
クラウドソーシング
不特定多数(crowd)に業務委託(sourcing)する業務形態のこと。日本ではクラウドワークスやランサーズが有名。
クリティカル
「批判的な」あるいは「危機的な」という意味。
クリエイティブ
広告などの制作物のこと。
クロージング
クライアントに購入や契約を決断させること。英語「close」から来る言葉。
グローバルスタンダード
特定の国や地域などの限定された範囲ではなく、世界規模で通用する基準のこと。
KGI / ケージーアイ
「Key Goal Indicator(重要目標達成指標)」の略。企業目標やビジネス戦略を実現するために設定した業務プロセスが実際に達成されたか否かの評価基準である。後述するKPIはKGIの中間的数値指標である。
KPI / ケーピーアイ ※
「Key Performance Indicator(重要業績評価指標)」の略。企業目標やビジネス戦略を実現するために設定した業務プロセスが具体的にどれくらいの度合いで実行されたのかの評価基準である。
コアコンピタンス
競合他社を圧倒的に上まわるレベルの能力、あるいは競合他社に真似できない核となる能力のこと。
コミット(メント) ※
責任を伴う約束、決意表明、の意味。約束した目標に対して責任を持つことを指す場合もある。
コモディティ
所定の商品カテゴリにおいて企業ごとの機能、品質などの違いが不明瞭化したり、あるいは均質化すること。
コストリダクション
費用削減のこと。
コンセンサス ※
関係者の同意のこと。根回しや下相談で前もって固めておくことも。
コンティンジェンシープラン
緊急時の対応計画のこと。不測の事態が発生することを想定し、被害や損失を最小限にするための対応策や行動手順。
コンバージョン ※
ウェブサイト上で獲得できる最終的な成果のこと。会員登録や資料請求、商品購入など、ユーザが企業の望む行動をとることを指す。
コンプラ(イアンス) ※
法令遵守の意味。社会的規範や企業倫理を守ることもコンプライアンスに含まれるとする論もある。
コンペティター
競合相手、同じマーケットで同じ製品やサービスを販売している業者のこと。
サ 行
サマ(リー) ※
要約の意味。長い文章や大規模なデータなどを集計したり要約した資料を指す場合もある。
シェア
自分の持っている情報を他人と共有すること。
シナジー ※
相乗効果のこと。シナジーを目的として事業の多様化、多角化が実施される。
ジャストアイディア
思いつきのこと。あるいは裏付けの乏しい仮説を発表する前置きとして用いられる。
(年齢層高めな人が使うイメージですね)
シュリンク ※
市場などが縮小すること。または、データを圧縮すること。
ジョイン
会社やチームなどに参加すること。
ショート ※
不足すること。また、「ドルショート」など通貨を売り持ちにしている状態のこと。営業数字が未達の場合などにも使う。
スキーム ※
枠組みのある計画、あるいは、計画のある枠組みのこと。具体的には、企業の事業計画のことを事業スキーム、ビジネススキームと呼ぶ。
スクリーニング ※
「審査」「選考」「ふるい分け」といった意味で用いられる。
スケール ※
対象の規模に応じて増減する、拡大縮小する、という意味。「大きくする」ならスケール・アップする、が正しい用法。
スコープ
プロジェクトやプログラムにおいて、活動や動作の対象となる範囲、領域のこと。
ステークホルダー
株主や債権者・取引先・顧客など、企業の利害関係者のこと。
セグメント ※
市場で共通のニーズを持ち、購買行動が似通った顧客層のこと。あるいは、その顧客層を割り出す調査のこと。
タ 行
タイト
スケジュールや予算が厳しいこと。不可能というよりは、頑張らないとなんともならないという意味合いで用いられる。
ダイバーシティ
多様性を表す言葉。年齢や性別、人種による差別をせずに多様な人材を活用するという考え方。
ターゲティング ※
ターゲットを絞り込むこと。
タスク ※
課せられた仕事、職務のこと。
ディシジョン
重要事項に対する意思決定、の意味。特に経営方針や経営戦略などの重要事項を決める際に使われる。
デッドライン
最終的な一線。これ以上超えてはいけない最終的な締切日などを指す。
デファクトスタンダード
市場における競争で広く採用された結果として、事実上標準化した基準を指す。対義語はグローバルスタンダード。
デフォ(ルト)
本来は債務不履行、の意味。現在は基本的、標準的、の意味で多用されているが、英語にそのような用法はない。
トップダウン
組織の上層部が意思決定し、下部組織がそれに基づいて動くこと。
ドライブ
前進する、追いかけるの意味。(よくない状況から)頑張れ、とはっぱをかける際にも用いられる。
ドラスティック
ナ 行
なるはや
なるべくはやくの略。
ナレッジ ※
組織にとって有益な知識・事例など、付加価値のある情報を指す。
ニーズ ※
求めているもののこと。
ニッチ ※
元々は「すき間」を表す意味。ビジネスでは狭い市場を指す。
人月(にんげつ)
作業量(工数)を表す単位。1人が1ヶ月働いた作業量を1としたもの。
ノウハウ
”know-how”から由来するカタカナ語。技術や知識、やり方などを表す。
ノーティス
お知らせのこと。大抵はショート・ノーティスとして、納期が近い案件で下記のようなお詫びの気持ちを込めて添える。
ノマド
移動しながら生活すること。
ノルマ
ハ 行
ハウスリスト
営業やマーケティングで収集した見込み顧客の基本情報や連絡先などが記載されたリストのこと。
バジェット
予算(案)のこと。または、特定の用途のための経費のこと。
バズ・マーケティング
もともとは人から人への口コミマーケティングを指す。現代ではFacebookやTwitterといったソーシャルメディア上でバズマーケティングが生成される。
バッファ ※
緩衝のこと。物体に限らず時間、データ、人について、余裕を持たせている部分を指す。
パラ(レル)
並列、同時進行、の意味。
ハレーション
周囲に影響を与えること。主に悪い影響を指す。
PDCAサイクル / ピーディーシーエーサイクル
生産、品質管理を円滑に進める手法の1つ。Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Act(改善)の4段階を繰り返すことで業務を継続的に改善する。
B to B / B2B / ビートゥービー
電子商取引のいち形態で、企業間取引のこと。ちなみに「B」は「Business」の「B」で、他に「B to C」もあり、このとき「C」は「Consumer」の「C」。
ビジネスモデル
もっともシンプルには、誰が誰にお金を払うのか、という二者関係のこと。そこに商品やサービスの内容、競合相手、コストやパートナーなどの要素が加味され、構築される。
ファクトベース
事実(fact)に基づいている(base)こと。ロジカルシンキングの基本とされる。
フィードバック
ただ結果を分析、対象に報告するだけでなく、計画立案や実践行動の反省点についての情報を伝達すること。
フィジビリ(ティスタディ)
事業計画の実現性を評価するために前もって行なわれる調査・研究を指す。実験的にやってみること、という意味合いで使用される場合もある。
フィックス ※
仕事の内容や行動を最終決定すること。
フェーズ
変化、発展する物事の段階、局面のこと。
プライオリティ
優先度、優先順位のこと。
ブラッシュアップ
質を高める、完成度を上げること。
フラット
公平な、偏りのない、という意味。
プッシュ
後押しする、推薦する、の意味。前もって話をつけておくことを指す場合もある。
ブランディング
ブランドがどのように認識されるべきか計画し、計画どおりに認識されるようにすること。
ブルー・オーシャン戦略
競争の激しい既存市場をレッド・オーシャン(血で血を洗う赤い海)、競争のない未開拓市場をブルー・オーシャン(静かな青い海)と定義し、企業はこのうちブルー・オーシャンを開拓するべき、と主張する経営戦略のこと。
フルコミット
約束した目標に対して責任を持つことを指す「コミット(メント)」を、専任で請け負うこと。あるいは、とにかく全力で頑張ること。
プレゼン
「プレゼンテーション」の略で、聴衆に対して情報を提示し、理解や納得を得るための発表を指す。
ブレスト
「ブレインストーミング」の略で、小グループでアイデアを出し合うことによって相互交錯の連鎖反応や発想の誘発を期待するアイデア発想法の1つ。
ペイ ※
割に合う、(資金を)回収できる、の意味。
ベストプラクティス
過去最高の事例、あるいは最も効果・効率的な実践の方法のこと。
ベネフィット
利益、恩恵のこと。
ペルソナ
商品・サービスを提供する会社が仮想的に設定する自社コンテンツの典型的なユーザー像のこと。ペルソナを作成することによって、ターゲットとなるユーザー像をより明確にし、顧客視点での決定ができる。
ペンディング
保留、の意味。未解決の状態にとどまることを指す場合もある。
ボール
「ボールを持つ」で担当者を意味する。
ポジショニング
売上やユーザ、商品特徴などの軸で自社製品を強豪相手と比べるポジショニング分析における自社製品の立ち位置のこと。
ボトルネック
瓶の首の形状から、生産活動において全体の円滑な進行・発展の妨げとなる要素を指す。さらに、事業を拡大する上で最も確保が難しいリソースを意味することもある。
マ 行
マイノリティ
少数派。マジョリティの対義語。
マジョリティ
多数派。マイノリティの対義語。
マイルストーン
案件の進捗を管理するために途中で設ける節目のこと。日付のほか、イベントや行事をマイルストーンとすることもある。
マージン ※
粗利益のこと。売上から原価を引いた後に残る利益。
マスト
絶対外せないもの。
マター
氏名とあわせて使用し、誰が担当する仕事なのか、誰に責任があるのかを指す。
マネタイズ ※
ネットの無料サービスから収益をあげる方法。収益化とも。古典的には広告バナーなどの方法が、最近ではアイテム課金などの方法がある。
マーチャント
商人、の意味だが、とくにインターネット上で商品を販売したり、サービスを提供するサイトを指す。
メイクセンス
理解する、もっともであること。本来は「understand」よりもやや堅い言い方。
メソッド
ヤ 行
ユーザー
利用者、使用者、消費者、の意味。
ユーザビリティ
ユーザーの使いやすさを表す言葉。サービス開発やWebサイト制作時によく使われる。
ラ 行
リスクヘッジ ※
リスクを回避したり、リスクを軽減する工夫をすること。ちなみにヘッジだけでも同じ意味を指す。
リスケ(ジュール) ※
スケジュールの変更、納期の延長、を意味する。とくに金融業界、財務界隈では、主に深刻な事態で使う言葉なので、相手をよく見て使う必要がある。
リソース
いわゆるヒト・モノ・カネと称される、企業経営や組織の運営に必要なすべての経営資源のこと。
リテラシー
情報を自分の目的により正しく取捨選択できる能力(情報リテラシー)のこと。あるいは、ビジネスの基本知識や業務知識のこと。
リードタイム ※
商品・サービスを発注してから納品されるまでの時間。また営業を受注してから売上が上がるまでの時間。
リマインド
「思い出させる」「思い起こさせる」の意味。
リバイズ
改訂、修正すること。
ローンチ
立ち上げること。より狭義には、Webサイトを公開すること。
ロングテール
インターネットを用いた物品販売、コンテンツ制作の概念、および手法のひとつ。販売機会の少ない成果物でも、アイテム数を幅広く取り揃えることで、総体としてのコンバージョンを大きくするもの。
ワ 行
ワーク・ライフ・バランス
さいごに
私は学生時代、こういう横文字ばかり使う社会人は逆に仕事が出来なさそう…と思っていました。
なんというか、仕事できる感を出しているな、と感じませんか?
ただ、これも魅せ方の1つなので今となっては何とも思いません。
ただ、そういう人に横文字を使われた時に分からなかったらマウントを取られる方が嫌なので私は覚えました。
今後皆さんはいろんな業界職種の方々と接していくと思います。
もしかしたら面接でビジネス横文字が出てくるかもしれません。
そんな時にその言葉を知っていたら焦って失敗することも少なくなります。
武器は多い方が断然いいです。
ビジネス横文字を優先的に学ぶ必要はないですが、手が空いた時に覚えると今後の武器にはなりますよ!
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