2024.03.07

≪就活コラム⑲≫ グループ面接(集団面接)

3月に入って選考も始まってきましたね。
説明会に参加して、ES・履歴書を作成・提出して、面接受けて・・・ってとこで時々現れるのがグループ面接(集団面接)です。
応募者が多い企業は特にグループ面接を行うことが多いです。認識としては「個人面接を効率化するために複数人で受けている面接」です。
ただ、普通の1対1の面接と何が違うのか、気になりますよね。
自社含め、グループ面接を行っている企業に「何を見てるのか」「何に気を付ければいいのか」を聞いてきたのでよかったら参考にしてみてください。

■目次

グループ面接と個別面接の違い

何を見てる?個別面接と評価ポイントは違う?

意外と知られていないこと

グループ面接の入退室(対面)

さいごに

 

グループ面接と個別面接の違い

自分が話す時間が短い

さっきも記載した通り、グループ面接を行う企業側の目的は「面接の効率化」です。
そうなった時に、個別面接と同様の時間を1人1人に割いてしまうと本末転倒です。
なので聞かれる質問も、企業側からの深堀も少なくなってきます。
そうすると、限られた質問・時間の中でしっかりと自分をアピールする必要があるので、個別面接よりも要点を簡潔に伝えられる準備をしましょう。

他の学生とその場で比較される可能性がある

基本的に企業側もその場で比べないように意識していますが、それでも複数人周りにいると無意識で比べてしまうのが人間です。
ただ、「この人よりアピールしないと!」という前のめりすぎる気持ちは基本NGです。
企業側がグループ面接でどういう部分を見ているか、どう対策すればいいかも後ほどお伝えしますね!

何を見てる?個別面接と評価ポイントは違う?

結論、個別面接でもグループ面接でも評価するポイントは基本的に同じ企業が多いです。
ただ、グループ面接では「協調性を持ちながらも他者に流されない」という部分が追加で見られることになります。
具体的に言うと「話す時間の長さ」「張り合わない」「他者の意見が自分より優れていると思わない」この3つが重要です。

①「話す時間の長さ」

目安として、1つの質問に対しては1分で回答することです。

個別面接の場合は多少長くなっても問題ないですし、面接官から深堀されて5分を超えることも多々あるかと思います。
ただ、グループ面接の場合は他の学生も回答します。その場合、自分が長く話して他の学生の待ち時間を長くすることは協調性に欠けると判断されてしまいます。

グループ面接に備えて、質問に対しては1分で回答できるよう(300字が目安)対策しておきましょう。

②張り合わない

他の学生の質問の回答を聞いてると、先ほども述べたように「この人よりアピールしないと!」と思っちゃいますよね。
ただ、その気持ちは企業に伝わります。
なぜならそう思ってしまうと自ずと自分の話す時間が長くなったり、他の人の回答に関連させて、「自分はそれよりも一歩先のことを考えてます!」という回答になりがちだからです。
なので皆さんが事前に準備した内容や、その時に”自分自身”が考えたことを発言する、それでいいんです。

③「他者の意見が自分より優れていると思わない」

②と類似する部分ではありますが、基本的には企業は個別面接と見てる部分は同じです。
ありのままの皆さん(他者に流されていない・影響されていない)考えを求めています。
他の学生さんの話を聞いていいなと思うのはいいことです。ただ、それが自分よりも優れているとは思わないでください。
皆さんが皆さんの感性でこの企業いいな!と思って今面接にいるんですから、あなたの考えが正しいんです。

企業は「前の子の意見聞いて自信無くしているな・・・」も気づきます。今まで何百・何千の方の面接をしてきてます。
声色・表情・話し方でバレますし、外部からの影響で折れる方なんだなと思われるので、皆さんは自分の考えに必ず自信を持ってください!

※とはいえ他の学生さんの話してる時の姿勢も見られています。
 面接官が他の学生さんの発言で笑顔になった時に真顔だと、そこを見られていたりするので、他の方の発言にも反応することを心がけましょう!

意外と知られていないこと

①回答の順番が変わることがある

ここ、結構盲点です。
「自己紹介の順番でずっと続くと思ったら、いきなり私に質問きて焦った💦」
って聞いたことないですか?
グループ面接になると皆さん、他の学生が気になって面接官からの質問を結構聞き流してしまってることが多いんですよね。
1番目にあてられてもズレの無い回答ができるよう、個別面接と同じように質問内容はしっかり聞き取りましょう。

②グループ面接で受かる人数に決まりはない

皆さん、なぜかグループ面接ではこの中の1人が通過するんだ・・・
って思いがちなんですが、グループ面接は企業側の効率化のために行うので、グループ内で何人!と決めることはほとんどないです。
たまたまそのグループにめちゃくちゃ採りたい学生しかいないのに1人しか通過できないなんて企業からしても本末転倒じゃないですか?
だから、他の学生さんすごいな・・・と思ってもだからといってその子だけ受かってあなたが落ちるということにはならないので安心してください!

グループ面接の入退室(対面)

入室

【先頭】

①ドアを3回ノック
②面接官からの合図(返事)を待つ。
③「どうぞ」と言われたドアを開けて「失礼いたします」と言った後一礼
※ドアは開けたままにしておく
④入室して、1番奥の椅子まで進む
⑤残りの学生が入室し終えるまで椅子の横に立って待機

【2番目以降】

①ノックはせずに「失礼いたします」と言って一礼
②前の学生についていき、隣の椅子に向かって進む
③残りの学生が入室し終えるまで椅子の横に立って待機

【最後尾】

①「失礼いたします」と言って一礼
②入室したら、ドアを静かに閉める
③ドアを閉めた後に面接官に再度、一礼
④椅子まで進みます。

※面接官から座っていいと言われてから座る!

退室

【先頭】

※ドアに1番近い人が先頭
①ドアの前まできたら面接官の方に向き直り「失礼いたします」と言って一礼
②ドアを開けて退室
⇒閉めずに開けたままにしておく

【二番目以降】

①ドアの前で面接官の方に向き直り「失礼いたします」と一礼して退室

【最後尾】

①前の学生と同じように「失礼いたします」と一礼
②ドアを閉める
両手を添えながら音をたてないようにゆっくり閉める

さいごに

何度も言うように、グループ面接で見られる点は個別面接と基本的には同じです。

ただ、個別面接でも優先しているのが「人よりも抜きんでる姿勢」であったり「協調性」であったり、企業によって異なります。
企業からするとグループ面接はそれらをより計ることが出来ます。
「人よりも抜きんでる姿勢」を求めていることが明確ならば他の学生の発言に対して自分はより上であることを示してもいいですが、明確でないならばこれまでにお伝えした注意点等を抑えた対応をするのが一番効果的です。

PS.逆質問などで挙手制の時はなるべく率先して手を挙げましょう!
ここはどの企業さんも嬉しく感じる部分です!


公式LINEでは就活情報お役立ち資料を随時更新中!
皆さんに合った企業も案内中✨
Happy就活LABを上手く活用して、効率よく内定を獲得しましょう♪

⇓ LINEで無料相談 ⇓

【Happy就活LABを実際に利用した学生さんの声はこちら】

⚯学生の声⚯ 24卒学生さん

【就活に役立つコラムはこちら】

«就活コラム≫ 就活情報随時更新中✑

【就活失敗談はこちら】

×就活失敗談× 反面教師随時更新中🕶

一覧に戻る