2024.03.14

≪就活コラム⑳≫ 1次面接で聞かれること

題名の通り、1次面接で聞かれることをまとめるので、対策していきましょう。
ほとんどの企業が聞いてくることに加え、こんなことを聞かれる場合もあるよってものもご紹介します。
回答例については、これが正解というものはないので記載しません。
ネット等で調べてみて自分に合う形式を参照してみてください!

■目次

1次面接の特徴

どの企業でもほとんど聞かれる質問
  ・①自己紹介をしてください
  ・②自己PRをしてください
  ・③志望動機を教えてください
  ・④学生時代に頑張ったことは何ですか
  ・⑤大学での勉強内容を教えてください
  ・⑥長所を教えてください
  ・⑦短所を教えてください
  ・⑧逆質問

次回

 

1次面接の特徴

目的

学生をふるいにかけて足切りするため

評価基準

基本的なマナーや身だしなみができているか

面接官

人事、一般的な社員(入社数年目)

質問内容


基本的な質問

どの企業でもほとんど聞かれる質問

①自己紹介をしてください

基本、まずは自己紹介から始まります。
軽いあいさつ程度で始まる場合もありますが、時間を指定される場合もあるので注意!

自己紹介は最初の印象を決める重要な質問なので、自分の中で内容を固め、スラっと答えられるようにしましょう!

出題者の意図

一番の目的は本人確認(自己紹介の内容とESの内容が一致しているかどうか)です。
ただ、自己紹介は自己PRする場ではないので、長々と自分のことを話すのではなく、最低限の情報わかりやすく伝えてもらうことを求められています。

もう一つの意図としては、面接のために準備をしてきたのかどうかを確認するためです。
面接で自己紹介をすることは誰もが想像できることだと思います。
その最低限の準備が出来ているかを計るためでもあるので、必ず準備しましょう!

②自己PRをしてください

自己PRとは、自分の良さをアピールして伝えていくものです。
自分の能力や人柄を詳細まで伝えることが大切で、
その上で自分を採用するメリットや、企業でいかに活躍できるかを売り込んでいきます。(営業的な)

ただ、就活における自己PRは、企業に評価されるかどうかが重要なので、企業が求める人材像に合わせてアピールする必要があります!

単に自分の魅力をアピールするだけが自己PRではなく、評価されるものをアピールするのが就活での自己PRです。能力や人柄をアピールする点では一般的な意味と一緒ですが、就活においては企業に評価されるものをPRすると理解しておきましょう。

出題者の意図

企業の採用担当者は自己PRを通して、「企業に採用するメリットがあるかどうか」を判断しています。
なので、
自己PRでは就職後に活かせる強みを、エピソードにして具体性をもって伝えましょう!

自己PRのゴールは、「この人はこの会社に必要な人材だ」と思ってもらうことです。
採用担当者に自分を売り込むために、説得力のある伝え方が重要です。
短い時間で自分の強みを相手に伝え、その強みを「どう活かして貢献するのか」を示しましょう!

③志望動機を教えてください

志望動機はESや履歴書でも書くと思いますが、企業によって考える必要があるので大変な部分ですよね。
この質問は、採用担当者からも重要視されているポイントなのでしっかりと準備しましょう!

出題者の意図

この志望動機はただその企業を志望している理由を聞きたいがために質問しているわけではありません。数ある企業の内、なぜ自社でなければならないのかという部分を聞くための質問です。

例えば、志望している理由が

A「御社のオフィスが家から近い」
B「御社の商品が○○という理由で好きで、それをもっと△△に広めたい」

では明らかにBの方が説得力があり、自社商品が何故いいのかという理由を含めて入社意欲が伝わってきます。
そのため、端的でありながらも的確な理由を出題者は求めています。

加えて、Bの方がその志望動機から熱意や入社意欲も感じ取れますよね。
学生がその会社でならなければいけない理由はもちろんですが、採用担当者としても、あなたでなければいけない理由が必要です。
志望動機から入社して活躍したいという意思や熱意を伝えましょう!

④学生時代に頑張ったことは何ですか

「学チカ(学生時代力を入れたことの略称)」ですね。
この、学生時代とは基本大学時代と思って大丈夫です。

企業によっては「小・中・高・大それぞれ教えてください」と言われることもあれば、「小・中・高・大の中で最も頑張ったことを教えてください」と指定されることもあるので、自己分析(特に自分史がおすすめ)をしっかり行ったうえで面接に臨みましょう!

出題者の意図

一般的な大学時代にフォーカスしている場合、学チカを聞く意図としては2つあります。
1つ目は入社後に活躍してくれる学生かを見極めるため。
もう1つは人柄や価値観を知るためです。

学生時代に頑張ったことを聞くことで、学生が目の前の課題にどのように向き合ったのか、またその際困難をどう乗り越えてきたか具体的に知ることができます。

学生の場合、実務の経験がないため、代わりに学生時代の頑張ったエピソードを聞いて、入社後に活躍できるかどうかを見極めているのです。その頑張りが仕事において再現性があると、採用担当者から見ても好印象です。

そして学チカからは人柄価値観を知ることができます。結果を生み出すためにどんな工夫をしたのか、どんなプロセスがあったのか、深堀をすればするほどその人の人柄や、意思決定をするときの価値観が浮き彫りになります。

その人間性や価値観は会社の社風に合っているか、会社という組織の中でのチームを大切にしてくれるかどうかの、大切な判断材料になります。

【重要なポイント】

1.思考力と行動力を伝える
2.具体的な数字を使う
3.頑張る前と後の変化を伝える
4.仕事でどう活かせるかを説明する

【ガクチカの例】

・部活
・アルバイト
・サークル
・学業
・資格取得
・留学
・ゼミ活動
・研究
・インターンシップ
・ボランティア活動

⑤大学での勉強内容を教えてください

ガクチカよりも簡潔に、あなた自身が大学でどのような目的を持って、どのようなことを学び、何を得たのかを述べましょう。
加えて何故その分野に着手したのかも言えるとGOODです!

出題者の意図

勉強の内容自体も重要ではありますが、新卒では今までの経験や知識を重視する企業は少ないです。
重要視するのは勉強内容そのものではなく、「学業への取り組み方」です。

学生にとって学業とは本業です。
これにどのように取り組んだかによって、その人がやるべきことにどのように向き合うか義務をどのように果たすかが見られていると考えましょう。

企業は「社会人としての本業は仕事である」と捉えています。そのため、しっかりと仕事に向き合える人かどうか確認するためにも、学業を聞かれると言って良いでしょう。

※ガクチカと内容自体はかぶってもOK!
質問の意図を理解し、フォーカスするポイントが合っていれば、取り上げているものが同じでも全く気になりません!

⑥長所を教えてください

長所とはその人の優れた考え方行動の特徴です。

自分はどのような考え方をするのか、行動にどんな特徴があるのかを把握しておきましょう。
長所は面接で聞かれることはもちろん、書類選考で問われることも多いです。
就活全体を通して聞かれやすい質問であるため、事前にどのように答えるかは考えておきましょう!

出題者の意図

企業が長所を聞く理由は2つあります。

1つ目は、「入社後に活躍できる人材かどうか」を判断する目的です。
どのような長所があるかによって、「自社で活躍できるか」「採用メリットがあるか」をチェックしています。

2つ目は、「自社の社風に合う人間性かどうか」を判断する目的です。
企業によって事業内容や職種、社風は大きく異なります。

どちらについても重要なのは、皆さんの強みが志望する企業でどう活かせるか紐づけて答えるということ!
これは必ず意識しましょう!

⑦短所を教えてください

就活では長所と併せて短所も問われることが多いです。

面接って自分をアピールする場だから短所は言いたくない!という気持ちはわかります。
ただ、企業もただ短所を知りたいというわけではありません。

出題者の意図

企業が短所を聞く理由は「短所と向き合う努力を評価する目的」です。
「困難な状況を解決できる問題解決能力」を見たいんです。

企業は短所を質問することで、ただただ短所を教えてほしいわけではなく、自分の短所にしっかり向き合い、どのように改善する努力をしているかを聞こうとしています。

短所は誰しもがあるものです。
そのため、いかにして改善していこうとしているかが重要なポイントになります!

⑧逆質問

企業の面接試験において、終盤に必ず面接官からの逆質問があります。
逆質問とは就活生側から企業に向けてに質問をすることです。

出題者の意図

面接官が逆質問をする理由は、就活生自身がどのくらい仕事に対して熱意を持っているのか、また自社に対しての志望度はどの程度あるのかなどを知るためです。

企業側は就活生が自社以外にも、たくさんの企業の選考を受けていることは理解しています。そしてその中でも自社への関心度はどの位置にあり、入社したいという熱意がどの位あるのかを逆質問で確かめています。

「質問はありません」はNG!
企業全体だけでなく具体的な仕事の内容について逆質問をすると、入社後の自分の姿をきちんとイメージできている、という風に評価されます。

※給与や待遇面・福利厚生について聞くのは控えましょう。
これらがどうしても聞きたい場合は、選考に寄与しない説明会でするのがセオリーです。

次回

次回は1次面接でこんなことを聞かれることもあるよ!という記事です!

基本の質問はこちらで把握し、より完璧にしたいという方は次回の記事も参考にしてみてください!


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